南口戦役における中国軍作戦兵力及び損失
南口戦役における1937年8月8日から26日までの中国軍の参加兵力及び損失は以下の通り。
部隊番号 | 兵力 | 備考 |
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第13軍(第4師、第89師) | 28000 | 1935年度調整師 |
第17軍(第21師、第84師) | 14000 | 編成装備不統一 |
第94師 | 5000-6000 | 第13軍に協力 |
第72師 | 6000 | 傳作義麾下 |
独立第7旅 | 4000 | 傳作義麾下 |
山砲兵第27団 | 2000以下 | 懐来城攻防で参戦 |
部隊 | 士官負傷 | 士官戦死 | 兵卒負傷 | 兵卒戦死 |
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第4師(王万齢) | 85 | 47 | 3822 | 2599 |
第89師(王仲廉) | 102 | 34 | 4034 | 1914 |
第21師(李仙洲) | 74 | 24 | 1595 | 584 |
第72師(陳長捷) | 36 | 23 | 418 | 441 |
第94師(朱懐冰) | 36 | 11 | 318 | 166 |
第84師(高桂滋) | - | - | - | - |
独立第7旅(馬延寧) | 85 | 6 | 163 | 96 |
山砲兵第27団 | - | - | - | - |
合計 | 348 | 145 | 10350 | 5800 |
第13軍軍長は湯恩伯(第7集団軍前敵総指揮の兼務)で中央軍、8月8日、日本軍と始めて交戦した中央軍である。
第17軍軍長は高桂滋。
南口戦役の際、第29軍麾下だった第143師は第27旅と共に第68軍を構成し、察哈爾保安隊と張家口の防衛にあたっていた。
また、傳作義麾下の第35軍、趙承綬騎兵第1軍は、機動部隊として集寧、興和地区に集結していた。
*1:第84師、山砲兵第27団については資料欠損