第二期晋中作戦における岡崎支隊(オ支隊)の被害
第一期晋中作戦の原討伐隊よりも大きな損害を受けたのが、第二期晋中作戦におけるオ支隊である。
オ支隊(岡崎支隊):歩兵3個中隊+山砲1個小隊基幹
岡崎陸軍中佐
第37師団歩兵1中隊
独立混成第9旅団歩兵1中隊
独立歩兵第12大隊歩兵1中隊
独立混成第9旅団山砲兵1中隊
1940年10月20日に出撃するも、29日に八路軍に包囲され31日に八路軍が退却までの間に大きな損害を被った。31日、ス支隊と合流し、11月1日、ス支隊の指揮下に入った*1。
10月19日から11月14日までのオ支隊の損害は、戦死61名(将校5、准士官以下56)、負傷123名(将校6、准士官117)、行方不明2名(准士官以下)。オ支隊は、将校19名、准士官以下516名の535名で編成されており、戦死傷行方不明は535名中186名(35%)、将校19名中11名(58%)、准士官以下516名中175名(34%)*2。