日本軍歩兵第2師団

略歴

1888年明治21年)5月14日:創設(仙台鎮台からの改編)。
所属歩兵連隊は歩兵第4連隊(仙台)、歩兵第5連隊(青森)、歩兵第16連隊(新発田)、歩兵第17連隊(仙台)の4個。
1894年(明治27年):日清戦争。威海営攻略に参加。
1898年(明治31年):歩兵第5連隊と歩兵第17連隊を第8師団に所属変更。新たに歩兵第29連隊を隷下に迎える。
1904年(明治37年):日露戦争。九連城攻撃・遼陽会戦(弓張嶺の夜襲)・沙河会戦奉天会戦に参加。
1910年(明治43年):韓国駐箚。
1912年(明治45年):韓国駐箚を終え仙台に帰着。
1931年(昭和6年):満州駐箚。
1931年(昭和6年):満州事変。
1937年(昭和12年):日中戦争。隷下部隊が平津作戦・チャハル作戦に参加。師団として徐州会戦に参加。
1940年(昭和15年)7月:歩兵第30連隊を第28師団に所属変更。
1941年(昭和16年):第16軍所属。蘭印攻略に参加。
1942年(昭和17年):ガダルカナル島攻防戦に参加。
1943年(昭和18年):ガダルカナル島から撤退。マレー・シンガポール方面の警備を担当。
1944年(昭和19年):ビルマ戦線。
1945年(昭和20年):敗戦により解体。

編成

1898年時点

第2師団(歩4、歩16、歩29)

1937年7月時点

第2師団(歩4、歩16、歩29、歩30)

1940年7月時点

第2師団(歩4、歩16、歩29)



師団長

佐久間左馬太 中将 1888年明治21年)5月14日 -
乃木希典 中将 1895年(明治28年)4月5日 -
西寛二郎 中将 1896年(明治29年)10月14日 -
西島助義 中将 1904年(明治37年)9月8日 - 1906年7月6日
松永正敏 中将 1906年(明治39年)7月6日 - 1912年2月18日
仁田原重行 中将 1912年(明治45年)2月27日 - 1915年2月15日
南部辰丙 中将 1915年(大正4年)2月15日 - 1916年8月18日
河内礼蔵 中将 1916年(大正5年)8月18日 -
中島正武 中将 1919年(大正8年)7月25日 -
長坂研介 中将 1922年(大正11年)2月8日 -
井上一次 中将 1926年(大正15年)3月2日 -
赤井春海 中将 1927年(昭和2年)7月26日 -
多門二郎 中将 1930年(昭和5年)12月22日 -
東久邇宮稔彦王 中将 1933年(昭和8年)8月1日 -
秦真次 中将 1934年(昭和9年)8月1日 -
梅津美治郎 中将 1935年(昭和10年)8月1日 -
岡村寧次 中将 1936年(昭和11年)3月23日 -
安井藤治 中将 1938年(昭和13年)6月23日 -
吉本貞一 中将 1939年(昭和14年)11月6日 -
丸山政男 中将 1941年(昭和16年)4月10日 -
岡崎清三郎 中将 1943年(昭和18年)6月10日 - 1945年2月24日
馬奈木敬信 中将 1945年(昭和20年)3月1日 -