2010-11-20から1日間の記事一覧

日本人居留民の反中デモ及び暴動

1932年1月18日の中国人による日本人僧侶殺傷事件、1月20日の日本人右翼による中国人経営の三友実業社工場襲撃放火事件及び上海共同租界工部局中国人警官殺傷事件。 これらの事件後の1932年1月20日、反中感情に染まった日本人居留民は大規模なデモを起こして…

戦争賛美に転じた与謝野晶子

与謝野晶子と言えば日露戦争に出征した弟を思い、「君死にたまふことなかれ」という反戦歌を書いたことで知られているが、この上海事変の頃には天皇崇拝に傾倒し、戦争賛美に転じている。 「君死にたまふことなかれ」は1904年9月に「明星」に発表された歌で…

満州事変開始以後の上海での排日侮日行動

第一次上海事変以前に上海の日本人居留民が中国人から迫害を受けていたという主張がある。 以下は外務省の記録である。 期間 暴行迫害侮辱件数 被害者数(内女性) 学生被害者 9月18日〜10月18日 198件 287人(48人) 394人 10月19日〜11月18日 149件 217人 …